ハウスメーカー積水ハウスの評判や口コミを調べてみた
2019年10月30日積水ハウスはハウスメーカーの草分けと言って良い存在です。高度経済成長期に大規模住宅地を開発するなどして業績を伸ばし、業界トップの地位に君臨しているのです。口コミの数は多く、評判も良好な内容です。仕様や坪単価は選択の幅が広く、どんな商品も取り揃えているのが特長となっています。
ハウスメーカーの中でも積水ハウスは特別の地位を築いてきています。太平洋戦争後の財閥解体により、財閥の一つであったコンツェルンが解体され、積水化学工業が誕生しました。さらに、積水化学が30%の出資をして、積水ハウスの前身ができたのです。本来は積水化学工業の作るプラスチックを住宅の構造で利用するつもりでしたが、フレームは鉄骨でつくり、プラスチックを部分的に使用する形に落ち着きました。その経過でできたのが試作住宅のセキスイハウスA型なのです。
セキスイハウスA型は日本のプレハブ住宅のひな型となり、その後のプレハブ業界をけん引することになります。現在の積水ハウスは鉄骨1・2階建て住宅でダイナミック・フレームシステムを採用し、木造住宅ではシャーウッド工法でつくられています。ダイナミック・フレームシステムは2階の天井部分に最大8mスパンの吹き抜けが可能です。シャーウッド工法は木の持つ弱点をなくす集積材により柱と梁をつくるのが特長です。
積水ハウスは坪単価50~80万円が中心です。顧客の要望を叶える豊富な商品群は業界ナンバーワンとなっています。積水ハウスは日本を代表するプレハブメーカーとして君臨し、高い評判を得ています。他のメーカーにあるものは積水ハウスにもあるので、比較するのが面倒な方は迷わず依頼すべきでしょう。
積水ハウスの口コミは、良くも悪くも大企業の特徴を表しています。商品に対してはほとんど文句が出ず、業界ナンバーワンの実力を証明しています。営業マンは親切との評判がほとんどですが、仕事に熱心なあまり、行き過ぎた売り込みもあるようです。落ち着いて自信に満ちた態度は、人によっては傲慢にうつります。口コミは大企業の持つ二面性を的確に表現しているものとなっているのです。
数あるハウスメーカーからどこを選ぶかは消費者の自由ですが、顧客重視の会社なのか、利益重視の会社なのかを見分けることが必要です。見分ける方法は営業マンの態度を観察することで、顧客の要望を叶えようとする態度が見られたら、その会社は顧客重視と判断できるのです。逆に、顧客の要望を軽視する会社は利益重視とみてもよいでしょう。