記憶術は歴史が古く、種類も多い
皆さんは記憶術がどれくらい前からあるか知っていますか?
私は記憶術の歴史について全く知識がないので、これについて答える事が出来ませんでした。
けれど記憶術を身につけた今、その歴史についても興味が湧いてきました。
そして歴史について調べた結果、何とも面白い事実がわかったのです。
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記憶術は想像以上の歴史がある
調べてみると、私が想像していたよりも歴史が古い事がわかりました。
知れば皆さんも、きっと驚くと思いますよ?
日本の記憶術の歴史
日本の記憶術の始まりと言われているのは、縄文時代にまで遡ると言われています。
その頃に行われていた方法としては、体の部位を使って数に置き換える方法で記憶していたようです。
これは発掘された土偶から明らかになっています。
恐らくこの当時は今よりも単語が少なかったはずですから、こういう方法も貴重な伝達手段になっていたのかもしれません。
その後、記憶術が注目されたのは誰もが知っている【聖徳太子】の存在が大きくなります。
聖徳太子と言えば瞬間記憶に長けた人物として有名ですよね。
文字文化が普及した後は、盲目の国学者として有名な塙保己一が注目され、更になんと封建時代の忍者も記憶術を駆使して忍術を記憶していたと忍術書に記録されています。
そこから時代を経て、明治20年代頃には記憶術などの書籍が多数出版されるようになり、心霊術・催眠術に並ぶブームを起こしたようです。
記憶術にはどんな方法があるのか?
記憶術には様々な方法があり、私達が考えているよりも多い事がわかりました。
全ては書ききれませんので、代表的なものだけを例として挙げてみましょう。
①場所法…場所を思い浮かべ、そこに記憶したい対象を置き換える方法。
②SQ3R法…調査→質問→読む→メモ→復習という流れで記憶を深める方法。
③物語法…物語を考えて、そのストーリーに記憶したい対象を登場させる方法。
④頭文字法…記憶したい対象の頭文字を取り出して記憶する方法。
⑤アウトプット…コンピューター用語で「出力」を意味し、「インプット=入力」と対比する言葉で、頭から情報を出す方法。
⑥数字子音置換法…メジャー記憶術とも呼ばれ、数字を子音に置き換える方法。
⑦数字仮名置換法…数字を仮名に置き換える方法。
⑧語呂合わせ…数字を仮名に置き換える方法。
⑨片手指法…5の項目を片手の指に対応させて覚える方法。
⑩時計法…12の項目を時計の文字盤に対応させて覚える方法。
⑪音韻法…数字をその数字と韻を踏む単語に置き換える方法。
⑫形態法…数字をその数字に似た形に置き換える方法。
と、この辺りが一般的と言える方法となっています。
ここから細分化された記憶術もありますので、数えきれない程様々な方法が存在しているという事がわかりました。
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